瓦の建築考

ヒトツチ3周年|記事と人で振り返る、3年間の記録

ヒトツチ編集部

ヒトツチが、3周年を迎えました

2023年にスタートしたヒトツチは、今年で3周年を迎えます。
瓦というひとつの素材から始まり、建築、風土、暮らし、ものづくりへ。
多くの方々とともに、さまざまな視点を積み重ねてきました。

今回は、今まで投稿してきた記事の中から、特にたくさん読んで頂いた記事や寄稿いただいた方々を紹介したいと思います。

記事で振り返るヒトツチ

これまでに公開した寄稿記事の中から、特に多くの方に読まれた記事をピックアップしてご紹介します。3年間の歩みを振り返りながら、改めて記事の魅力に触れていただければ幸いです。

焼き物を科学する③:美しさを追求した釉薬(市川しょうこ/化学者)

焼き物の鮮やかな色彩や美しい光沢は、どのように生まれるのでしょうか。化学者・市川しょうこさんが、焼き物の表面を彩る「釉薬(ゆうやく)」の仕組みを科学の視点から解説。金属酸化物による発色や焼成時の化学反応を紐解きながら、古くから人々が追い求めてきた焼き物の「美しさ」の本質に迫ります。

最も読まれた記事 1位
焼き物を科学する③:美しさを追求した釉薬(市川しょうこ/化学者)
焼き物を科学する③:美しさを追求した釉薬(市川しょうこ/化学者)

全国で14拠点。建築学生カフェ「TONKAN」に人が集まり続ける理由(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)

全国14拠点に広がる、建築学生が主体となってつくるコミュニティカフェ「TONKAN」。大学や学年を超えた交流だけでなく、学生自身が空間の設計や施工、運営に携わる実践的な学びの場として注目されています。Sho建築士さんが、人々を惹きつけるTONKANの魅力と、建築を通じて生まれる新たなつながりの可能性を紹介します。

最も読まれた記事 2位
全国で14拠点。建築学生カフェ「TONKAN」に人が集まり続ける理由(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)
全国で14拠点。建築学生カフェ「TONKAN」に人が集まり続ける理由(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)

旧香川県立体育館、解体決定の裏側。名建築と耐震基準、緊急輸送路の問い(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)

建築家・丹下健三が設計し、1964年に竣工した旧香川県立体育館。世界的にも評価された名建築が、なぜ解体されることになったのでしょうか。Sho建築士さんが、耐震性や防災上の課題、保存を求める声など、解体決定に至る背景を紐解きます。建築の歴史的・文化的価値とは何か、そして未来に何を残すべきかを問いかける記事です。

最も読まれた記事 3位
旧香川県立体育館、解体決定の裏側。名建築と耐震基準、緊急輸送路の問い(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)
旧香川県立体育館、解体決定の裏側。名建築と耐震基準、緊急輸送路の問い(Sho建築士/一級建築士・動画クリエイター)

焼き物を科学する②:粘土が固く丈夫な焼き物になるまで(市川しょうこ/化学者)

柔らかく、水に濡れると崩れてしまう粘土が、なぜ硬く丈夫な焼き物へと変わるのでしょうか。化学者・市川しょうこさんが、乾燥や焼成の過程で起こる化学変化をわかりやすく解説。粘土の性質や焼き物が割れる原因など、普段何気なく使っている器や瓦の裏側に隠された、科学の面白さを発見できる記事です。

最も読まれた記事 4位
焼き物を科学する②:粘土が固く丈夫な焼き物になるまで(市川しょうこ/化学者)
焼き物を科学する②:粘土が固く丈夫な焼き物になるまで(市川しょうこ/化学者)

焼き物を科学する⑨:化学で読み解く磁器と陶器の違い(市川しょうこ/化学者)

身近な食器にも使われる「陶器」と「磁器」。その違いをご存じでしょうか。化学者・市川しょうこさんが、原料や焼成温度、結晶構造という3つの視点から、それぞれの特徴を詳しく解説します。温かみのある陶器と、硬く滑らかな磁器。見た目や手触りの違いが生まれる理由を科学的に紐解き、焼き物の奥深い魅力を紹介します。

最も読まれた記事 5位
焼き物を科学する⑨:化学で読み解く磁器と陶器の違い(市川しょうこ/化学者)
焼き物を科学する⑨:化学で読み解く磁器と陶器の違い(市川しょうこ/化学者)

ヒトで振り返るヒトツチ

ヒトツチの3年間の歩みは、さまざまな分野で活躍する方々との出会いによって形づくられてきました。建築家や研究者、学生をはじめ、多くの方々にご寄稿いただき、それぞれの専門性や経験に根ざした多様な視点をお届けしてきました。ここでは、ヒトツチのこれまでを支えてくださった寄稿者の皆さまをご紹介します。

周防貴之(建築家)

慶應義塾大学大学院理工学研究科を修了後、妹島和世建築設計事務所・SANAAを経て、2015年にSUOを設立。建築設計を中心に活動し、Chim ↑Pom「ハッピースプリング」展(~2022/森美術館)の展示構成をはじめ、アーティストや様々な作家との協働による建築プロジェクトも進めている。主な建築作品として、れいがん茶屋(2021/香川県)、高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」(2022/香川県)、Danh Vo House (2024/京都府)、大阪・関西万博テーマ館河瀨直美パビリオン(〜2025/大阪府)などがある。

御手洗龍(建築家)

1978 年東京生まれ。東京大学在学時に辰野金吾賞及びジョサイア・コンドル賞(海外研修 特別賞)を受賞し、3 ヶ月で欧州 11 か国を巡る建築行脚の旅に出る。2004 年大学院修了後、建築家伊東豊雄に師事し、2013 年に独立。能動性を喚起する生き生きとした建築をテーマに、住宅から店舗、オフィス、公共施設、都市空間に至るまで、手掛ける建築は多岐にわたる。ヴォールト架構が連続する松原児童青少年交流センターミラトンや、7階建ての半分が 半屋外空間の集合住宅 Grove、身体と環境を極小空間で繋いだツリーハウス形式の暖居な ど近年話題作を立て続けに発表。SD レビュー2022 鹿島賞や東京建築賞、住宅建築賞の他 プロポーザル等でも多数受賞。

武田清明(建築家)

1982年、神奈川県生まれ。2007年イーストロンドン大学大学院修士課程修了。2008年より隈研吾建築都市設計事務所に勤務。「自然と建築」をテーマに掲げて2019年に武田清明建築設計事務所を設立した。〈6つの小さな離れの家〉で「SDレビュー」鹿島賞、日本建築学会作品選集新人賞。〈鶴岡邸〉で東京建築士会「住宅建築賞」など受賞多数。住宅や共同住宅、福祉施設、ホテル、レストランなどの建築のデザインのみならず、プロダクトデザイン、そして植林の活動など、幅広く活動。

上野辰太朗・篠原勲(建築家)

上野辰太朗
1996年東京都生まれ。東京都市大学卒業、現在フリーランスとして建築活動を行う。
篠原勲
1977年愛知県瀬戸市生まれ。慶應義塾大学大学院修了後、SANAAを経てmiCo.共同設立。現在、建築設計事務所 篠として活動を行う。

市川しょうこ(科学者)

1992年愛知県出身。神戸大学工学研究科応用化学専攻修士。化学メーカーの化粧品・医療品の研究開発を経て、現在はヘルスケア系スタートアップ企業の取締役として分子認識化学を研究している。フィンランドの教科書を活用した認定NPO法人主催イベントでの小学生向けかがく実験教室や、文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業の支援を受けた科学×アートを融合したインスタレーション展示などを行い、人の創造性を探求するために活動している。

GROUP(建築コレクティブ)

建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に共同できる場の構築を目指し、建築設計・リサーチ・施工をする建築コレクティブ。 主な活動として、設計・施工「夢洲の庭」(大阪府、2025)、設計「道具と広い庭」(山梨県、2023)、設計・運営「海老名芸術高速」(神奈川県、2021)、設計・施工「新宿ホワイトハウスの庭」(東京都、2021)、企画・編集「ノーツ第一号 庭」(NOTESEDITION、 2021)、設計「EASTEAST_TOKYO」(アートフェア会場構成、2023)、グループ展「Involvement / Rain / Water passage」(金沢21世紀美術館DXP展、2023)、個展「島をつくる | Planning Another Island」(マイナビアートスクエア、2024)、「手入れ / Repair 」(WHITEHOUSE、2021)、プラットフォーム「ことの次第 / Way of Things」(2024)など。

正田智樹(建築家)

TXTA建築設計事務所共同主宰。1990年千葉県生まれ。幼少期から青年期にかけてフランス、インドネシア、中国、ベルギーで生活し、多様な文化や環境に触れる。2014年東京工業大学工学部建築学科卒業。2016-17年ミラノ工科大学、2017年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻を修了。在学中に日本各地の伝統的なものづくりの工房やイタリアの伝統食の生産の現場を調査。2018年-25年竹中工務店設計部にてオフィスビルや劇場、展覧会の設計に携わり、グッドデザイン賞、ウッドデザイン賞、JID賞、空間デザイン賞など受賞。2026年独立、東京科学大学大学院博士課程在籍。人々の暮らしや食文化を基点に建築を設計する。著書にイタリアと日本の伝統食と建築、風景を描いた『Foodscape フードスケープ–図解 食がつくる建築と風景』がある。

田代彩子(建築家)

日本女子大学住居学科卒。 第8回林雅子賞、林昌二賞ダブル受賞。 現在は金沢の建築設計事務所に勤務し、住宅、飲食店、物販店等のリノベーション、新築の設計を行う。町家のリノベーションの仕事も多く、自身も築200年古民家をリノベーションして住んでいる。「身近な住生活」を根底に建築を考える事がモットー。

岡航世(建築学生)

2002年大阪府枚方市生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程在籍。KYOTO GRAPHIEをはじめとする展覧会や自主企画の会場構成、文化財活用に取り組む「門衛所プロジェクト」の主催などを通して建築設計を学ぶ。2025年春には、京都市清水五条にて「収集家(か)のための収集家(いえ)」が竣工。その後、世界一周を経て大学院に復学し、現在は修士論文・修士制作に取り組んでいる。

寄稿者
ヒトツチ編集部
ヒトツチ編集部
「ヒトツチ」は株式会社 鶴弥が運営するメディアです。古いと思われがちな瓦という建材について、現代の建築家たちがどのように感じ、どのような活用に取り組んでいるのか。寄稿、インタビュー、トークイベントなどの方法で、瓦についての様々な思考を広く共有していきたいと考えています。
「瓦の基礎知識」のカテゴリー内の記事は、瓦メーカー鶴弥と建築設計者の監修のもと制作されています。
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